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《漢人明子さん講演会》報告

チェルノブイリの事故後、1990年から22年間にわたり食品の放射能検査を行ってきた、「小金井市放射能測定室」の漢人(かんど)明子さんの講演会を聴きに行ってきました。
参加者は40~50人、牛久市生涯学習センターの講座室は満席でした。

漢人さんは小金井市の市議会議員でもあるとのことですが、この3月31日で市議のお仕事からは身を引かれるそうです。でも漢人さんの活動拠点の「市民自治こがねい」から交代で当選された方がいるそうですので、活動は変わらず継続されるようです。(つくば市民ネットみたいですね♪)

お話は「いかにして市民測定所を発足・運営してきたか、市民測定所の意義は何なのか」から始まり、「内部被曝をどう捉えるのか・これからなすべきこと」や、さらには「これ以上汚染させないために脱原発をすすめていかなければならない」など多岐にわたりました。
ここでは、報告として一部を紹介させていただきます。

~なぜ、小金井の市民測定所は22年も継続できたのか~
  同時期に中野区でも市民測定所が開設されたそうですが、長続きしなかったそうです。
 それは、「運営のすべてが自治体だったため、測定依頼が少なくなると“必要ない”と判断されてしまった。」
 からだとのこと。
 小金井で良かったのは、市の職員がするのは測定依頼を受けるところまでで、実際の測定は漢人さんを含む有志 のグル―プが行っていた、という行政との2人3脚だったのがひとつ。
 そしてもうひとつは、小金井でも一般市民からの測定依頼は1年に1~2回だけだったが、メンバーで測定係と測定 依頼係を決め、測定が継続して行われるようにしたこと、が挙げられていました。
 なぜそこまでしたかというと、メンバーの基本に「反原発」があり、市民測定所の継続はそのメッセージになるからだ、という風におっしゃっていました。
 
 測定を続けるうちに、イタ飯が流行したころはポルチーニ茸の高濃度汚染を検出したり、ブルーベリーが流行しだしたころにはジャムやワインから次々と検出したりして、輸入時における各検疫所の規制強化にこぎつけます。
 また、3.11後は流通していた干しシイタケから高濃度の汚染を検出、小金井ではありませんが福島の二本松市民測定所が明治の粉ミルクから汚染を検出し検査のすり抜けを発見、生産者やメーカー・業者に対する大きな抑止力となりました。

このように人と人とがつながって継続して活動していけば、市民の声は決して小さくはなく、政治を動かし得るものであるということも熱く語っていらっしゃいました。

~内部被曝をどう捉えるか~
チェルノブイリの事故から20年経ってもブルーベリーワインから放射能が検出される現実。
福島の事故による放射能汚染とは長い付き合いになっていく。いかに隔離し続けるかがポイント。
今の食品の安全基準は内部被曝を前提としており、国が出した試算では乳幼児だけではなく、13~18歳男子の被曝量が最も大きい。給食の測定についてはこれからも声をあげるべき。

放射能による健康リスクはガンだけではなくいろいろあるので注視しなければいけない。
ただし健康リスクを考えた場合、放射能は新たなリスクのひとつであるという認識をもつべきだ。
この50年で野菜の栄養価の変化は著しく、ビタミンCやカルシウムなどの含有量は半分以下に低下している。
形がきれいな野菜が喜ばれるが、果たして「食」をこのままにして良いのか、ということをみんなで考えなければいけない。

~おまけの話「女性がいると議会が変わる」~
この3月の朝日新聞の記事に原発反対?賛成?のアンケートを取った記事が。
男性は「賛成」の声も多いなか、女性は圧倒的に「反対」多数。
女性は「命」とか「生活」に関して男性とは違う感覚をもつ。

国会議員に占める女性比率ランキングでは日本は125位。
女性が議会にいるだけで、議論の質が変わる。小金井では今回半数近くが女性議員。
男性議員にとっても良い刺激となる。
今年の参院選にはいよいよ国政にお仲間が立候補するそうです。


以上、拙い報告で申し訳ありません。
内部被曝=食に関するお話では、「放射能もひとつのリスク」という視点でした。
これからは農薬や栄養価のことだけではなく、遺伝子組み換え食品についてもTPPで推進されてしまいそうですもんね。私たちも勉強して、口うるさくならなければいけないと思いました。

それと、つくば市民測定所の測定依頼が最近少なくなっているそうです。
小金井では200mlの少量でも検査が行えるようにしている、という話をうけてつくば市民測定所の方が「前から検討はしていたが、少量でも検査できるように体制を整えていきたい」とおっしゃっていました。試料1kgって用意するの結構たいへんですもんね。つくば市の測定室とは違って、市販のものも測れます。
もっと活用しましょう!




 
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プロフィール

守ろう@つくば

Author:守ろう@つくば
福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の拡散により、つくば市でも事故以前より高値の放射線量が測定されています。
「放射能汚染から子どもを守ろう@つくば」は、子ども達を放射能汚染から守りたいと願う保護者を中心に、市民有志約20名が集まり2011年6月に結成しました。

子ども達を放射能汚染から守るために活動しています。

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