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第1回 甲状腺エコー検査(関東子ども健康調査支援基金)

10月12日、つくば駅前の会場で第1回甲状腺エコー検査が行われました。
@つくばメンバーのお子さんも多数受診しました。
結果については追って公表の予定です。

主催は「関東子ども健康調査支援基金」。
@つくばは賛同団体として名を連ねており、今後も継続的にお手伝いしていきます。

以下、遅くなりましたが第1報として東京新聞の記事です。
↓↓↓↓
『市民と医師協力つくばで1回目実施、地域拡大へ

「健康問題を  考える契機に」


 東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質の健康への影響を調べるため、常総生活協同組合(守谷市)や市民有志らが、医師の協力で主に子どもを対象に「甲状腺エコー検査」を始めた。十二日、つくば市内でスタートし、来月にかけて、ひたちなか市や守谷市、千葉県内でも実施する。 (松尾博史)


 「本来は国などが健康調査を実施するべきだが、その動きが見られないので、市民レベルでできることをやりたい」と企画。同生協や市民有志が「関東子ども健康調査支援基金」を設立し、市民らから幅広くカンパを募り、約三百万円の検査機器などを購入した。


 チェルノブイリ原発事故では、放射性物質の内部被ばくによる子どもの甲状腺がんが報告されている。福島県では、原発事故を踏まえ、子どもたちの健康を長期にわたり見守るため甲状腺検査を実施している。隣接県民からも検査を要望する声が上がっている。


 十二日は、北海道がんセンター名誉院長で医師の西尾正道さん(66)らが検査を担当し、市民有志約三十人が受け付けなど会場での作業を手伝った。検査は医療機関で受診した場合と比べて格安の一人あたり千円ほどのカンパを呼び掛け、県南地域の子どもを中心に約百二十人が受診した。検査結果を記した書類などは、その場で保護者に渡された。


 中学生から小学生までの子ども三人を連れた坂東市内の主婦(36)は「受診することによって安心できるので、助かる」と話した。


 西尾さんは「(原発事故後、医師として市民が抱える)不安への対応も大きな仕事と考えるようになった」と協力した。原発事故による県内在住者の健康面への影響は「それほど神経質になる必要はないが、問題意識を持って健康管理をすることは悪いことではない」と指摘する。


 同基金共同代表の荻三枝子さん(60)は「『もっと医師の話を聞きたい』という保護者もいた。基礎知識を学ぶ学習会や講演会を開いた方がいいのかもしれない」と初開催の感想を話した。


 同基金は今後も活動を継続するために、カンパへの協力を呼び掛けている。問い合わせは、常総生協=電0297(48)4911=へ。』

またその日のNHKニュースでは西尾先生のコメントがこのように紹介されていました。
(書き起こし:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3330.html)

北海道がんセンター西尾正道名誉院長:
「問題意識を持って健康管理をするっていう事自体は悪い事ではないですよね。
だったら、将来的にそのリスクは背負う事になりましたので、
今回の画像を自分で管理することによって、
例えば2年後4年後10年後にやる検査の画像と見比べることによって、
沢山の、やっぱり比較ができるわけですから、
それ自体も意味を持つわけですね、医療の情報っていうのは。」

うんうん、そういうことだと思います。
甲状腺がん自体は早期発見すれば、それほどやっかいなガンではないとのこと。
だから、せめて、
異常があるのかないのかを継続して注視していくことは、私たち大人の義務ではないか、と思うのです。
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ベクレルニュース

宮城県産大豆がすごいことになっています。
434検体中、基準値超えは4件(栗原市190Bq/kgなど)、検出下限以下は3件のみだそうです・・・!
大体、30~40くらいが多いかな・・・(/ _ ;)豆腐~!納豆~!
↑(厚労省4/4 http://www.goo.gl/vcYVt)

そしてたま~に検出される葉物。今回は茨城のホウレンソウで4.5というのがありました。

以下、日付別に並べます。単位はすべてBq/kgです。
●4/2 (http://www.goo.gl/Cq1Lr)
  青森のマダラ 7.5
  千葉のスズキ 2.9
  茨城のサツマイモ 8.3
●4/1(http://www.goo.gl/2XOIH)
  千葉のフキ(船橋)5.8
  埼玉のタケノコ(鶴ヶ島市)9.5、ワラビ(越生町)2.8
  茨城の牛肉(守谷)64
●3/29(http://www.goo.gl/xReHC) 
  大阪市の流通品→茨城のワカサギ(霞ヶ浦)18
  新潟県の流通品→茨城のホウレンソウ 4.5
  千葉のキンメダイ 0.89、ブリ 0.83
  青森のマダラ 12
  岩手のマダラ 25
  茨城の飲用茶(牛久市)1.5
  神奈川県のタケノコ(南足柄市)12
  千葉県のタケノコ(千葉市)21、(陸奥沢町)13、(君津市)13
  静岡のホウレンソウ(御殿場市)1.1
  静岡のダイコン(御殿場市)0.026
                ↑
            この値ってどうなんでしょう?
      このくらいならもともと入っていたとも聞きますが・・・
  静岡のホウレンソウでも検出ありですね。


  
 
 
 
   

食品のセシウム検出結果ニュース

生協では放射能の測定と公表をがんばっているところが多いですね。
2/11発行の生活クラブ放射能検査ニュースではこんな結果になっています。

001.jpg

椎茸は有名だけど、レンコンはどうでしょう?
セシウム合計で10~35ベクレル/kgって決して低くないと思うのですが、けっこう給食に出てきますよね・・・

それからこちらは2/18発行・常総生協の商品情報です。
002.jpg
やはりレンコンと・・・舞茸です。
給食にはつくば市産の生シイタケ、ぶなしめじ、ひらたけがよく出ますね。

少し前に小松菜やニラなんかも検出されていてびっくりしました。
セシウムが溜まりやすい地形というのがあって、たまたまそこで栽培されていたりすると葉物でも出てしまうのでしょうか。

今後も見守っていきたいと思います。
みなさまも情報お寄せくださいね。

常総生協さんよりコメントいただきました.

公園測定データを提供していただいた常総生協さんより,コメントいただきましたので掲載します.

「福島原発事故による放射能の飛散により、茨城県南も汚染地帯となってしまいました。
それでもこの地で暮らしていくしかない私達にとって、
事故後初年度の最優先課題は子供の被曝を少しでも避けること。
とは言え、外で遊んでいろいろな刺激を受けることは成長期の子供にとって必要不可欠なこと。
放射能を避けるばかりに家にこもってしまうことは
放射能の影響にも増して子供の成長にとって悪影響と成りかねません。
常総生協組合員が中心になって、公園や通学路の詳細測定を行っています。
子供たちを安心して遊ばせられるところ、対策が必要なところなど、
あちこち測定をした結果わかったことを地域で情報共有するとともに、
自治体とも連携した対策行動に役立てています。」

公園の放射線量測定結果(常総生協実施)

常総生協さんでは,組合員や一般市民参加で,あちこちの公園の放射線量を測定し,結果を組合員に公表しています.常総生協さんのHPで公開していただければ,リンクを貼ってお知らせしたいと思うのですが,まだ実現していないため,つくば市内の公園の放射線量を測定した結果を「守ろう@つくば」のブログに載せることにしました.(常総生協さんには了解済みです.)

子どもを放射能から守ろう!!放射能汚染調査隊(つくば地区)調査結果①(2011.8)
子どもを放射能から守ろう!!放射能汚染調査隊(つくば地区)調査結果②(2011.9)

原発事故以降,常総生協さんはいち早く食品用測定器,空間測定器を用意され,組合員が住む周辺の公園測定会や生協で扱う食品の測定,生産者の土壌測定,市民の持込による農産物,土壌測定の受け入れなど,各地で立ち上がった子どもを放射線から守る会のきっかけ作りや測定面でのヒントをいただいています.

原発事故,放射能汚染に対する各生協の活動・姿勢は様々なようですが,組合員・生産者・地域全体の安心・安全をどうやって再構築するのか,それぞれの生協での活動が茨城,関東,日本全体の安心・安全づくりにつながるよう,各々が参加している生協で声を上げていくことが大切かな,と思います.

常総生協さんのその他の取り組みや,他の生協での取り組みなど,情報がありましたら,共有したいと思いますので,コメントなどでお知らせくださいね.

プロフィール

守ろう@つくば

Author:守ろう@つくば
福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の拡散により、つくば市でも事故以前より高値の放射線量が測定されています。
「放射能汚染から子どもを守ろう@つくば」は、子ども達を放射能汚染から守りたいと願う保護者を中心に、市民有志約20名が集まり2011年6月に結成しました。

子ども達を放射能汚染から守るために活動しています。

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