福島県民健康調査、最新知見
さて、今日は福島県民健康調査のその後について、週刊金曜日の記事(3/13号)を紹介します。
やっぱり、「最新の機器で一律に多くの子どもたちを詳しく調べたことによる“スクリーニング効果”」ではありませんでした。
岡山大学教授 津田敏秀先生のインタビューです。
「全国平均より高い発生率」
2014年度から2巡目に入った検査で結果が判明した7万5311人のデータは重要。うち8人が、がんやその疑いがあると診断された。
全国平均の100万人中3人という発生率と比べると11.8倍と有意に多発している。1巡目のデータで見ても、高い地域では1654人に1人の割合でがんが発生しており、全国平均の50倍(図3)。そんなのはふつうありえない。甲状腺がんの多発は、すでに明らかです。
「スクリーニング効果では?」
すでに2巡目に入った数値は、スクリーニング効果ではまったく説明できません。
1巡目のデータでも、もしスクリーニング効果なら倍率はどの地域でも同じように高いはずです。しかし数値は地域によってばらついていますから、説明できません。
珍しいがんが3例出たらちゃんと調べて警告をださなければいけないのは、この分野の教科書に載っているレベルの話。印刷工場で胆管癌が多発して全国的な問題になったのは、患者が5人報告された時点でした。
「疫学調査が遅れている日本」
影響をみとめようとしない理由のひとつに、日本の医師の多くが疫学を使いこなせないことがあげられます。例えば論文数でみると、代表的な医学雑誌への発表論文数を国際比較すると、基礎研究では世界4位なのに、臨床研究では25位(2008年~2011年調べ)。人口あたりにすると、もっと低くなる。
日本では、広島・長崎の被爆者を調べた寿命調査の結果から100ミリシーベルト以下では統計的に有意な差は見られないということが広く伝えられてきた。これがいちばん大きな疫学調査なので、こより精度の高いものはない、と教え込まれてきたのです。しかし、今は数多くの研究が蓄積され、例えばオーストラリアでCTスキャンを受けた68万人と、受けなかった1100万人が比較調査されている(対して広島・長崎の調査は7万人弱)。被曝量は5~50ミリシーベルトで、若者の場合、CTスキャン撮影1回で、全部のがんの発生が1.2倍になることが報告されて今す。
「被曝量が低くても影響は見えてくる」
福島県の人口密度はチェルノブイリ事故で強く汚染されたベラルーシ共和国ゴメリ州の約3倍です。被曝した人の数が多くなれば、線量が比較的低くても、統計的な手法で有意な差がみえやすくなります。
「これからすべきこと」
除染のように莫大なお金をかけなくてもできることはある。福島県内でも空間線量が低いところはたくさんあるのだから、妊娠の間だけでもそこに移る、そんな対策は可能。
チェルノブイリを見ると、19歳以上の方が人数的には甲状腺がんは多くなっている。19歳以上も調べるべき。被曝は福島県内に限定されていたわけではないので、県外の方の健康調査も進めるべき。また影響を評価するためにインターナショナルな委員会を立ち上げるべきです。
引用以上です。
添付の表の図3の○○倍という数字は、全国平均の「100万人に3人」と比較したときの発生率比だそうです。軒並み高い!そして何故か相馬地方はゼロ!
(地名がわかりにくいので、こちらに市町村別の地図をご用意しました→http://www.148map.com/fukushima/map.html)
中通りが比較的高めですが、汚染の強い地域が先に検査が始まっているので、2巡目の数字を合わせるとまた倍率は変わってくるのでしょう。
いずれにしても、これで事故の影響が無いなんて、いえ、そんなにバッサリとはさすがに言えないらしく、正確には「原発事故との関連がないとは言えないが、影響は考えにくい」(by県民健康調査検討委員会)とか説明してるらしいけど、みんなはダマされちゃだめだ~!

やっぱり、「最新の機器で一律に多くの子どもたちを詳しく調べたことによる“スクリーニング効果”」ではありませんでした。
岡山大学教授 津田敏秀先生のインタビューです。
「全国平均より高い発生率」
2014年度から2巡目に入った検査で結果が判明した7万5311人のデータは重要。うち8人が、がんやその疑いがあると診断された。
全国平均の100万人中3人という発生率と比べると11.8倍と有意に多発している。1巡目のデータで見ても、高い地域では1654人に1人の割合でがんが発生しており、全国平均の50倍(図3)。そんなのはふつうありえない。甲状腺がんの多発は、すでに明らかです。
「スクリーニング効果では?」
すでに2巡目に入った数値は、スクリーニング効果ではまったく説明できません。
1巡目のデータでも、もしスクリーニング効果なら倍率はどの地域でも同じように高いはずです。しかし数値は地域によってばらついていますから、説明できません。
珍しいがんが3例出たらちゃんと調べて警告をださなければいけないのは、この分野の教科書に載っているレベルの話。印刷工場で胆管癌が多発して全国的な問題になったのは、患者が5人報告された時点でした。
「疫学調査が遅れている日本」
影響をみとめようとしない理由のひとつに、日本の医師の多くが疫学を使いこなせないことがあげられます。例えば論文数でみると、代表的な医学雑誌への発表論文数を国際比較すると、基礎研究では世界4位なのに、臨床研究では25位(2008年~2011年調べ)。人口あたりにすると、もっと低くなる。
日本では、広島・長崎の被爆者を調べた寿命調査の結果から100ミリシーベルト以下では統計的に有意な差は見られないということが広く伝えられてきた。これがいちばん大きな疫学調査なので、こより精度の高いものはない、と教え込まれてきたのです。しかし、今は数多くの研究が蓄積され、例えばオーストラリアでCTスキャンを受けた68万人と、受けなかった1100万人が比較調査されている(対して広島・長崎の調査は7万人弱)。被曝量は5~50ミリシーベルトで、若者の場合、CTスキャン撮影1回で、全部のがんの発生が1.2倍になることが報告されて今す。
「被曝量が低くても影響は見えてくる」
福島県の人口密度はチェルノブイリ事故で強く汚染されたベラルーシ共和国ゴメリ州の約3倍です。被曝した人の数が多くなれば、線量が比較的低くても、統計的な手法で有意な差がみえやすくなります。
「これからすべきこと」
除染のように莫大なお金をかけなくてもできることはある。福島県内でも空間線量が低いところはたくさんあるのだから、妊娠の間だけでもそこに移る、そんな対策は可能。
チェルノブイリを見ると、19歳以上の方が人数的には甲状腺がんは多くなっている。19歳以上も調べるべき。被曝は福島県内に限定されていたわけではないので、県外の方の健康調査も進めるべき。また影響を評価するためにインターナショナルな委員会を立ち上げるべきです。
引用以上です。
添付の表の図3の○○倍という数字は、全国平均の「100万人に3人」と比較したときの発生率比だそうです。軒並み高い!そして何故か相馬地方はゼロ!
(地名がわかりにくいので、こちらに市町村別の地図をご用意しました→http://www.148map.com/fukushima/map.html)
中通りが比較的高めですが、汚染の強い地域が先に検査が始まっているので、2巡目の数字を合わせるとまた倍率は変わってくるのでしょう。
いずれにしても、これで事故の影響が無いなんて、いえ、そんなにバッサリとはさすがに言えないらしく、正確には「原発事故との関連がないとは言えないが、影響は考えにくい」(by県民健康調査検討委員会)とか説明してるらしいけど、みんなはダマされちゃだめだ~!

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4年目の311イベント
お知らせとお誘いです。
来る、4年目の3.11にイベントを開催します。
ひとつは毎年恒例のつくば駅周辺での「さよなら原発・まもろう憲法」パレード、もうひとつは「0円マーケット・くるくるひろばinつくば」です☆
メニュー(実際行うこと)は以下の3つです。
①パレード
いつものコースです。
(つくば駅前→デイズタウンをぐるっとまわって→新しいヨークベニマルの前を通って→つくば駅前)
12時出発ですが、11:30から集会を行いますのでそちらから参加ください。
今年は南相馬から会津に避難されている、國分富夫さんに「福島のいま」についてお話を伺います。
また、一昨年の沖縄の戦没者を悼む「慰霊の日」追悼式で読まれた小学校一年生の詩「へいわってすてきだね」の歌などをみんなで歌います☆
②0円マーケット・くるくる広場inつくば
お金の介在しないフリーマーケットです。
世田谷の主婦が庭先でひとりで始めた活動で、5年間続いていて今は公園で月に2回、登録スタッフは100人以上という規模にまで成長しています。
(詳しくはこちらのブログhttp://ameblo.jp/millionseasons/)
この活動を友人に教えてもらった時、おお!これはまさしく私たちサイズの持続可能な循環型社会じゃないか、と盛り上がり、良いことは真似することにしました。
こちらの準備やスタッフは昨年できた「A2-B-C同窓会(←元上映実行委員会)」で進めています。
一見、脱原発や護憲と関係ないと見えるかもしれませんが、反経済至上主義活動(笑)の一環ということでご理解いただければと思います。
第1回は3.11のサブイベントとして開催しますが、今後月1回程度で継続していく予定です。
0円マーケット・くるくるひろばinつくばのブログはこちら→http://kurukurutsukuba.blog.fc2.com/
③辺野古カフェ
沖縄の海を守ろう!沖縄の問題を多くの人に知って欲しい!という想いが込められたサーターアンダギー(?メニューの詳細は未定)を販売します。
チラシを添付しますm(__)m
是非ご参加くださいね!

来る、4年目の3.11にイベントを開催します。
ひとつは毎年恒例のつくば駅周辺での「さよなら原発・まもろう憲法」パレード、もうひとつは「0円マーケット・くるくるひろばinつくば」です☆
メニュー(実際行うこと)は以下の3つです。
①パレード
いつものコースです。
(つくば駅前→デイズタウンをぐるっとまわって→新しいヨークベニマルの前を通って→つくば駅前)
12時出発ですが、11:30から集会を行いますのでそちらから参加ください。
今年は南相馬から会津に避難されている、國分富夫さんに「福島のいま」についてお話を伺います。
また、一昨年の沖縄の戦没者を悼む「慰霊の日」追悼式で読まれた小学校一年生の詩「へいわってすてきだね」の歌などをみんなで歌います☆
②0円マーケット・くるくる広場inつくば
お金の介在しないフリーマーケットです。
世田谷の主婦が庭先でひとりで始めた活動で、5年間続いていて今は公園で月に2回、登録スタッフは100人以上という規模にまで成長しています。
(詳しくはこちらのブログhttp://ameblo.jp/millionseasons/)
この活動を友人に教えてもらった時、おお!これはまさしく私たちサイズの持続可能な循環型社会じゃないか、と盛り上がり、良いことは真似することにしました。
こちらの準備やスタッフは昨年できた「A2-B-C同窓会(←元上映実行委員会)」で進めています。
一見、脱原発や護憲と関係ないと見えるかもしれませんが、反経済至上主義活動(笑)の一環ということでご理解いただければと思います。
第1回は3.11のサブイベントとして開催しますが、今後月1回程度で継続していく予定です。
0円マーケット・くるくるひろばinつくばのブログはこちら→http://kurukurutsukuba.blog.fc2.com/
③辺野古カフェ
沖縄の海を守ろう!沖縄の問題を多くの人に知って欲しい!という想いが込められたサーターアンダギー(?メニューの詳細は未定)を販売します。
チラシを添付しますm(__)m
是非ご参加くださいね!

鼻血論争
なぜ今頃鼻血論争になるのか、事故直後から問題視して来た私たちには不思議ですが、反響があまりにも大きく、西尾先生のような方が公式にコメントして下さるのは心強いですね。
できる限り応援したいです。
> 北海道がんセンター名誉院長・西尾正道医師が今「鼻血問題」について緊急会見を行うそうです。急な呼びかけですが、お時間の許す方はぜひご参加ください。下に西尾見解をつけます。
>
> 日時:5月23日(金)
> 場所:衆議院議員会館内
> 記者会見:13:00~13:40
> 集会:14:00~16:00
>
> ーーーーーーーーーーーーー
> 2014.5.18
> 鼻血論争について
>
> 北海道がんセンター 名誉院長 西尾正道
>
> 巷では、今更になって鼻血論争が始まっています。事故後は鼻血を出す子どもが多かったので、現実には勝てないので多くの学者は沈黙していましたが、急性期 の影響がおさまって鼻血を出す人が少なくなったことから、鼻腔を診察したこともない放射線の専門家と称する学者達は政府や行政も巻き込んで、放射線の影響 を全否定する発言をしています。
>
> しかし、こうしたまだ解明されていない症状については、根源的に物事を考えられない人には、ICRP の基準では理解できないのです。ICRP の論理からいえば、シーベルト単位の被ばくでなければ血液毒性としての血小板減少が生じないので鼻血は出ないという訳です。
>
> しかしこの場合は、鼻血どころではなく、紫斑も出るし、消化管出血も脳出血なども起こります。しかし現実に血小板減少が無くても、事故直後は鼻血を出した ことがない多くの子どもが鼻血を経験しました。伊達市の保原小学校の『保健だより』には、『1 学期間に保健室で気になったことが2つあります。 1 つ目は鼻血を出す子が多かったこと。・・・』と通知されています。またDAYS JAPAN の広河隆一氏は、チェルノブイリでの2万5千人以上のアンケート調査で、避難民の5人に1人が鼻血を訴えたと報告しています。こうした厳然たる事実がある のです。
>
> この鼻血については、次のように考えられます。通常は原子や分子は何らかの物質と電子対として結合し存在しています。セシウムやヨウ素も例外ではなく、呼 吸で吸い込む場合は、塵などと付着して吸い込まれます。このような状態となれば放射化した微粒子のような状態となり、湿潤している粘膜に付着して放射線を 出すことになります。そのため一瞬突き抜けるだけの外部被ばくとは異なり、準内部被ばく的な被ばくとなるのです。
>
> 健康影響は、不溶性の放射性微粒子が、粘膜が湿潤した鼻・喉頭・口腔・咽頭の広範囲な粘膜に付着すると影響は強く出ます(面積効果)。これらの準内部被曝 という観点では、①セシウムホットパーティクル②不溶性の微粒子③付着して被ばく④面積効果⑤子どもは高感受性、などを評価する必要があります。
>
> これらのことを、私は知人である三重大学の先生から情報をいただき、一枚の資料にまとめました。(リンク)
> 事故後の状態では、放射性浮遊塵による急性影響が真っ先に出ます。放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて広範囲に被ば くすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、影響を受けやすい子どもが出血することがあっ ても不思議ではありません。
>
> また咽が痛いという症状もこうした機序によるものです。この程度の刺激の場合は粘膜が発赤したりする状態にはならず、診察しても粘膜の色調変化は認められ ませんが、粘膜の易刺激性が高まるため、広範な口腔・咽頭粘膜が被ばくした場合は軽度の痛みやしみる感じを自覚する訳です。受けた刺激を無視し、採血や肉 眼的な粘膜炎所見などの明らかな異常がなければ、放射線が原因ではないとして刺激の実態をブラックボックス化するICRP の評価だけでは事実は解明できません。>
> ICRP の健康影響評価では現実に起こっている被ばくによる全身倦怠感や体調不良などのいわゆる「ぶらぶら病」も説明できません。そのため何の研究や調査もせず に、精神的・心理的な問題として片付けようとする訳です。今後、生じると思われる多くの非がん性疾患についても否定することでしょう。鼻血論争は、未解明 なものは全て非科学的として退け、自分たちの都合のよい内容だけを科学的とする従来のICRP 主義の人たちの発言の始まりでしかないと思います。>
> (追加) 世界で初めて証明されたセシウムホットパーティクルの論文サマリーに私の見解も入れたスライド原稿と、2104 年4 月の東京での放射線像展の写真で不溶性の放射性物質が付着している写真を付けておきます。
> 医学論文で、空気中の粒子状ダストが鼻血を増加するという報告もありますし、放射線治療においては常識的なボリューム効果(この場合は付着した面積効果) 等の要因も考えると、放射線が原因では無いとは言い切れないと思っています。こうした放射性微粒子が2 年経っても付着していることが写真で証明されています。洗ってT シャツを測れば、放射線が検出できるのはこのためです。
できる限り応援したいです。
> 北海道がんセンター名誉院長・西尾正道医師が今「鼻血問題」について緊急会見を行うそうです。急な呼びかけですが、お時間の許す方はぜひご参加ください。下に西尾見解をつけます。
>
> 日時:5月23日(金)
> 場所:衆議院議員会館内
> 記者会見:13:00~13:40
> 集会:14:00~16:00
>
> ーーーーーーーーーーーーー
> 2014.5.18
> 鼻血論争について
>
> 北海道がんセンター 名誉院長 西尾正道
>
> 巷では、今更になって鼻血論争が始まっています。事故後は鼻血を出す子どもが多かったので、現実には勝てないので多くの学者は沈黙していましたが、急性期 の影響がおさまって鼻血を出す人が少なくなったことから、鼻腔を診察したこともない放射線の専門家と称する学者達は政府や行政も巻き込んで、放射線の影響 を全否定する発言をしています。
>
> しかし、こうしたまだ解明されていない症状については、根源的に物事を考えられない人には、ICRP の基準では理解できないのです。ICRP の論理からいえば、シーベルト単位の被ばくでなければ血液毒性としての血小板減少が生じないので鼻血は出ないという訳です。
>
> しかしこの場合は、鼻血どころではなく、紫斑も出るし、消化管出血も脳出血なども起こります。しかし現実に血小板減少が無くても、事故直後は鼻血を出した ことがない多くの子どもが鼻血を経験しました。伊達市の保原小学校の『保健だより』には、『1 学期間に保健室で気になったことが2つあります。 1 つ目は鼻血を出す子が多かったこと。・・・』と通知されています。またDAYS JAPAN の広河隆一氏は、チェルノブイリでの2万5千人以上のアンケート調査で、避難民の5人に1人が鼻血を訴えたと報告しています。こうした厳然たる事実がある のです。
>
> この鼻血については、次のように考えられます。通常は原子や分子は何らかの物質と電子対として結合し存在しています。セシウムやヨウ素も例外ではなく、呼 吸で吸い込む場合は、塵などと付着して吸い込まれます。このような状態となれば放射化した微粒子のような状態となり、湿潤している粘膜に付着して放射線を 出すことになります。そのため一瞬突き抜けるだけの外部被ばくとは異なり、準内部被ばく的な被ばくとなるのです。
>
> 健康影響は、不溶性の放射性微粒子が、粘膜が湿潤した鼻・喉頭・口腔・咽頭の広範囲な粘膜に付着すると影響は強く出ます(面積効果)。これらの準内部被曝 という観点では、①セシウムホットパーティクル②不溶性の微粒子③付着して被ばく④面積効果⑤子どもは高感受性、などを評価する必要があります。
>
> これらのことを、私は知人である三重大学の先生から情報をいただき、一枚の資料にまとめました。(リンク)
> 事故後の状態では、放射性浮遊塵による急性影響が真っ先に出ます。放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて広範囲に被ば くすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、影響を受けやすい子どもが出血することがあっ ても不思議ではありません。
>
> また咽が痛いという症状もこうした機序によるものです。この程度の刺激の場合は粘膜が発赤したりする状態にはならず、診察しても粘膜の色調変化は認められ ませんが、粘膜の易刺激性が高まるため、広範な口腔・咽頭粘膜が被ばくした場合は軽度の痛みやしみる感じを自覚する訳です。受けた刺激を無視し、採血や肉 眼的な粘膜炎所見などの明らかな異常がなければ、放射線が原因ではないとして刺激の実態をブラックボックス化するICRP の評価だけでは事実は解明できません。>
> ICRP の健康影響評価では現実に起こっている被ばくによる全身倦怠感や体調不良などのいわゆる「ぶらぶら病」も説明できません。そのため何の研究や調査もせず に、精神的・心理的な問題として片付けようとする訳です。今後、生じると思われる多くの非がん性疾患についても否定することでしょう。鼻血論争は、未解明 なものは全て非科学的として退け、自分たちの都合のよい内容だけを科学的とする従来のICRP 主義の人たちの発言の始まりでしかないと思います。>
> (追加) 世界で初めて証明されたセシウムホットパーティクルの論文サマリーに私の見解も入れたスライド原稿と、2104 年4 月の東京での放射線像展の写真で不溶性の放射性物質が付着している写真を付けておきます。
> 医学論文で、空気中の粒子状ダストが鼻血を増加するという報告もありますし、放射線治療においては常識的なボリューム効果(この場合は付着した面積効果) 等の要因も考えると、放射線が原因では無いとは言い切れないと思っています。こうした放射性微粒子が2 年経っても付着していることが写真で証明されています。洗ってT シャツを測れば、放射線が検出できるのはこのためです。
ゲルマニウム半導体検出器を活用しよう☆
9月号の広報つくばp8にあるとおり、市役所内にあるゲルマニウム半導体検出器による検査が市民一般の持ち込み品に開放されることになりました。
市内在住の方で、自家栽培(もちろん近所からいただいたものもOK)の農作物、地下水(井戸水)が対象です。水道水、購入したミネラルウォーターなどは対象外です。
(市販品、加工食品は市民測定所を利用しましょう!)
http://sokuteiibaraki.blog.fc2.com/blog-category-12.html
持ち物など詳しい指示は予約時に直接担当者からご確認ください。(放射線対策室)
せっかく税金で買った機械、みんなで有効に使いましょう!
市内在住の方で、自家栽培(もちろん近所からいただいたものもOK)の農作物、地下水(井戸水)が対象です。水道水、購入したミネラルウォーターなどは対象外です。
(市販品、加工食品は市民測定所を利用しましょう!)
http://sokuteiibaraki.blog.fc2.com/blog-category-12.html
持ち物など詳しい指示は予約時に直接担当者からご確認ください。(放射線対策室)
せっかく税金で買った機械、みんなで有効に使いましょう!
つくば母親大会のお誘い
すっかりご無沙汰してしまいました。
やっと(!)夏休みが終わりますね。
今日は夏休み明け1発目の大イベント、つくば母親大会のお誘いです。
日時 9月7日(土)
於 つくばカピオホール(竹園1-10-1)
映画「渡されたバトン」の上映が3回あります。
新潟県巷町の原発建設をめぐって、四半世紀という長年にわたるたたかいで住民投票を実現し、原発建設を阻止した実話をベースに映画化、原発の是非を問いかけます。
主演:赤塚真人(舞台挨拶あり!)脚本:ジェームス三木
参院選が終わって自民党が元の鞘に落ち着くのを待っていたかのように、
海開きシーズンがひと段落するのを待っていたかのように公表された、福島第1原発の汚染水報道。
計30京ベクレル以上放出されたもののうち1/3以上がストロンチウムだったらしい、と今さら公表する東電の体質は、やはりミヤネヤその他もろもろでは追及されません。
ご都合に合わせて是非、ご覧になってください。
前売り1000円、当日1200円、保育あり無料です!
前売り券お渡ししますので、下記までご一報ください。
こもりや;como09076308045@i.softbank.jp(仕事中は返信できませんが、折り返し連絡します)
つくば市母親大会実行委員会:0298524118(保育の申し込みはこちらが直通です)
第1回 10:30~12:30
第2回 14:00~16:30
(14:00からつくば市母親大会全体会があります。映画は14:30~)
第3回 18:00~20:00
映画についての詳細はこちら
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora3/index.php
やっと(!)夏休みが終わりますね。
今日は夏休み明け1発目の大イベント、つくば母親大会のお誘いです。
日時 9月7日(土)
於 つくばカピオホール(竹園1-10-1)
映画「渡されたバトン」の上映が3回あります。
新潟県巷町の原発建設をめぐって、四半世紀という長年にわたるたたかいで住民投票を実現し、原発建設を阻止した実話をベースに映画化、原発の是非を問いかけます。
主演:赤塚真人(舞台挨拶あり!)脚本:ジェームス三木
参院選が終わって自民党が元の鞘に落ち着くのを待っていたかのように、
海開きシーズンがひと段落するのを待っていたかのように公表された、福島第1原発の汚染水報道。
計30京ベクレル以上放出されたもののうち1/3以上がストロンチウムだったらしい、と今さら公表する東電の体質は、やはりミヤネヤその他もろもろでは追及されません。
ご都合に合わせて是非、ご覧になってください。
前売り1000円、当日1200円、保育あり無料です!
前売り券お渡ししますので、下記までご一報ください。
こもりや;como09076308045@i.softbank.jp(仕事中は返信できませんが、折り返し連絡します)
つくば市母親大会実行委員会:0298524118(保育の申し込みはこちらが直通です)
第1回 10:30~12:30
第2回 14:00~16:30
(14:00からつくば市母親大会全体会があります。映画は14:30~)
第3回 18:00~20:00
映画についての詳細はこちら
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora3/index.php